ものログ

Ika Monologue

だってこれは、愛の告白だから

映画「きっと、うまくいく」見ました

  数年前に友達がこの映画を強く勧めるツイートをしていたのでアマプラのウォッチリストに入れて放置してたんですけど、せっかくの長い春休みなのでやっと見ることにしました。

「きっと、うまくいく」、とんでもない映画でした。

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3idiotsって直訳するとさんばかですよね

 

 この映画はほんと感動したので、他の感想を見ずに素の自分の感想を書き綴ります。ちなみにネタバレも少しするかもしれないです。

 

 あらすじとしてはインドの大学で出会ったランチョー、ハルファーン、ラジューっていう仲良し3人組の学生時代と10年後の再会を描いた映画で、基本はハルファーンとラジュー(上の画像では両端の人たち)が大学卒業後に急にいなくなったランチョーを探す話が展開していきます。

語彙力なくてうまく書けないんですけど、ハルファーンは動物写真が好きなのに親に言われて工学を学んでるんです。就職のために。それと同じでラジューも親の期待に応えるために、プレッシャーを感じながら工学を学んでいます。ランチョーは彼らと違って純粋に工学が好きで、学びたくて学んでるんですよね、学位や就職のためではなくて。それでランチョーはこういうんですよ、「学び続ければ成功は勝手についてくる。就職や学位を目標にしてちゃダメだ」的なことを。これほんとに心に響きました。

 

 あとは3人の友情もすごく心にくるものがありました。ラジューの退学がかかってるシーンでランチョーを売れば許すという風に学長に迫られ、悩んだ末に窓から飛んでしまう場面があって、そのあと全身麻痺でかろうじて生き延びたラジューをランチョーとハルファーンがずっと病院に励ましに来続けるんです。反応のないラジューに対して語りかけ続けるランチョーの姿はめっちゃ心にきました。

それとインド映画っぽい要素として、途中で2回ほど入るダンスシーンも良かったですねw 3人の口達者な冗談も終始笑えて楽しかったです。

 

 最後の方では学長の娘の分娩をランチョーたちが手伝い、成功させたことで学長がランチョーを認めて「宇宙でも使えるボールペン」を渡すシーンがあるんですけど、ここで本当に心を打たれました。序盤中盤と悪役に徹していた学長にすら愛着が湧いて、登場人物として好きになりました。

とにかくいろいろなシーンで心打たれる言葉や出来事があり、終始感動しっぱなしです。見終わってこんな満ち足りた気分になれた映画今までないです。

 

 3時間近くある長い映画なんですけどめちゃくちゃ見る価値あります。人生で必ず見るべき映画として勧めるレベルです。笑いあり感動ありでテンポよく進んで、3時間全く飽きさせない展開でした。映画としての完成度はまじでこれまで見てきた映画の中で1番かもしれません。

この春休み、時間がある人はぜひ!!!見てください!!!

最後になりますがこんな語彙力ない感想記事でごめんなさい!!!